sodasinei转载,译者:末摘
(3.24 柠檬忌)
梶井君
三好达治
抱持着何人书物
而拜访你 已成惯习
携着花束
而拜访你
与垂乳的
你的母亲交谈
此年秋日
你已不在
漫然地
敲着钟 暂且便
向你的魂灵
奉上香火
在病中
往日旅途孤寂
山间小径
可曾入梦
终是
遍历群山
见过大海 于此街道
暂作歇息
蝶一片
二片三片飞落而下
于谷间所见
菊之花田啊
意国的
海军们于街上聚集
绀色西裤上
秋阳映照
向机车的
轮轴 将梨核
掷去
晌午乡间
梶井君
三好達治
なにがしの書物を持ちて
君を訪ふ 慣ひなりしを
花をもて
訪ふ
垂乳根の
君の母とし語へど
この秋の日に
君はあらなく
すずろかに
鐘うち鳴らし しまらくは
君のみ靈に
香をまつらむ
病いゆと
昔淋しき旅をせし
山の小徑を
夢に見しかな
やうやくに
岫(くき)をめぐりて
海を見る この街道に
憩ふ巡禮
蝶一つ
二つ三ついま下りゆく
溪間に見ゆる
菊畠かな
伊太利の
水兵たちが街をゆく
紺のズボンに
照る秋陽かな
機關車の
車輪(こま)の轂に 梨の芯
なげつけてみし
鄙驛の晝